浦安市立図書館

心をつかむ言葉―コピー

 CM、広告、POPなどで何度もくりかえされ、消費者の心を捕えるのは「言葉」。クールに、キュートに、ユーモラスに…商品のイメージに合わせて言葉を選び、組み合わせていきます。センスの良い言葉の選び方の本、「聞いたことがある!」キャッチフレーズを集めた本など、「コピー」の本を紹介します。  
画像:何度も読みたい広告コピー

何度も読みたい広告コピー

パイインターナショナル 2011

 広告の一番の目的は、商品の機能やコンセプトを的確に伝え、消費に結びつけること。しかしながら、それだけにとどまらない、心に響くボディコピーが数多く存在する。本書は、老若男女問わず心に残ったコピーが紹介されている。きっと誰しもが心打たれた名コピーに出会えるはず。また、これらの作品を生み出したコピーライターの方や制作関係者の貴重な制作過程も記されており、実際にコピー制作に携わっている方にもおすすめな1冊である。

画像:ネーミングがモノを言う

ネーミングがモノを言う-あのヒット商品から「東京スカイツリー」まで

飯田朝子著 中央大学出版部 2012

 私たちが普段購入している商品にも、消費者に愛されるためのネーミングの戦略や独自の仕掛けがあることが、この本を読むとよくわかる。中央大学の消費を引きつける商品名の研究というゼミをベースに、大きなビジネスチャンスを生むツールを、具体的にわかりやすく教えてくれる。例えば、東京スカイツリーの名称がどのような過程を経てネーミングが決まっていったのかが興味深く知ることができる。

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