猫実在住 30代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
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猫実在住 30代女性 震災体験談(震災当日の出来事)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000011
説明・要約
【震災当日】
●幼い子どもたちのお昼寝直前だった:自宅の2階で3歳の長男と1歳の次男を寝かしつけているときに揺れが起こりました。私は起き上がって、「しばらくすれば収まるだろうと」思っていたら、家がギシギシ鳴りだして。足の悪い祖母と母が1階にいたので、ふたりを抱っこして階段を下りました。父は釣りに出かけていました。私はすぐに玄関を開けて出口を確保。みんなで揺れが収まるまでじっとしていたと思います。築年数は古い家ですが、20年ほど前にリフォームをしていたので家が壊れるとかの被害はなかったですね。父は小湊で被災して、そのまま車で翌日の夕方くらいに帰宅して無事でした。
●近隣のお年寄りたちが不安がっていた:地震が止んでから外に出ました。うちの近所は高齢者世帯が多い地区だったので、おじいちゃんおばあちゃんたちから「避難した方がいいかな」と。お年寄りばかりだと混乱しやすいですよね。近くにある役所の支所に話を聞きに行きましたが、職員はすでに地震対応に出てしまっていて自宅で待機しました。後から近所の方に聞いたんですが、地震のあと浦安小学校はすぐに近隣の方でいっぱいになっていて、「東小に行ってくれ」と言われていたようです。結局、お年寄りたちは皆さん自宅に戻ったそうです。
●3歳の息子が余震におびえる日々:ライフラインは無事でした。震災直後に少し水が濁ったくらいです。数日は県外の知り合いから「大丈夫だった?」って、ひっきりなしに電話がかかってきましたね。その対応で結構忙しかったのを覚えています。あと、長男はやっぱりナーバスになってしまって、3月11日以降の余震が続いていた時期は揺れると私にしがみついてきたり、夜中にちょっと揺れただけでハッと目を覚ましたりしていましたね。