堀江在住 60代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
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堀江在住 60代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
PDF版
インタビューを書き起こした記録です。
コンテンツ番号 UT00000117
説明・要約
 ●夜勤明けで就寝中に地震が起きた あの年の3月は夜勤シフトだったんです。だから 11 日は朝帰宅してから食事して、寝てい る最中にあの地震が起きました。パッと目が覚めて「これは普通の地震じゃないな」と飛 び起きました。自宅には 1,600 枚の LP レコードと音楽雑誌が 43 年分ありまして、レコー ドは重いから大丈夫でしたが、本箱が落下して雑誌が散乱しました。
揺れが収まったころ浦和の実家に電話しました。両親はふたりとも無事というのが分かり、 その後すぐ職場に電話し、自分の安否を報告しました。
今の自宅を購入するときに、新浦安のほうにするか元町にするか迷ったんですよね。でも いざという時に元町の方が安心だろうと思って、ここに決めたんです。あの時の決断に助けられましたね。
●部屋に散乱した本を整理し、夜には出社 その晩も通常どおりの勤務だから寝ないといけないですが、余震などもあって当然寝られ るわけもなく。うちのマンションは電気は大丈夫で、ガスと水道が止まりました。と言っ ても、ガスは地震の揺れを感知して止まっていただけなので、復旧スイッチを押して戻し ました。
部屋に散らかった雑誌を片づけるなどして過ごし、食事をして 8 時から 8 時半くらいには 家を出ました。
堀江の自宅から旧江戸川沿いをバイクで通って、舞浜駅の方面に向かう大三角線の辺りは 停電で真っ暗でしたね。
●震災の晩はいつもより慌ただしく過ぎた 会社に着くとバタバタと慌ただしかったですね。サービス業ですから帰宅できないお客さんの対応などをしてね。そうして震災の晩はいつもより忙しく過ごし、翌朝 9 時には帰宅しました。