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画像:誰が音楽をタダにした?

誰が音楽をタダにした?
巨大産業をぶっ潰した男たち

スティーヴン・ウィット/著 関美和/訳 早川書房 2016年

 1990年代後半から2000年代初頭のアメリカで、若者を中心になぜ数十億を超える違法音楽ファイル=海賊版が出回ったのか。気が遠くなる実験を繰り返してmp3規格を作った技術者たち、工場から発売前のCDを盗んで音楽データを流出させていた「音楽海賊」、そしてヒット曲を生み出すことで市場を手中に収めようとした経営者それぞれの視点からその謎を解き明かす。犯罪とそれを追いつめる描写は推理小説のような読み応えだが、実話である。

画像:初音ミクはなぜ世界を変えたのか?

初音ミクはなぜ世界を変えたのか?

柴那典/著 太田出版 2014年 

 2007年に発売されて以来、今なお根強い人気を誇る初音ミク。アマチュアミュージシャン向けに発売された歌声合成ソフト「ボーカロイド」が音楽の一ジャンルとして確立するに至った背景には、何があったのだろうか。その謎を、開発者へのインタビューや当時のインターネット文化などを通して考察していく。ボーカロイドの歴史を俯瞰しながら、未来の音楽はどこまで広がるか考えてみるのも面白い。

画像:メガマーケティングによる市場創造戦略

メガマーケティングによる市場創造戦略
携帯音楽配信サービスの誕生 1999-2016

西本章宏/著 勝又壮太郎/著 日本評論社 2020年

 1998年にスタートし、2004年には1,167億円市場となった「着メロ」と、2009年に1,200億円市場となった「着うた(2002年開始)・着うたフル(2005年開始)」。日本を席巻した携帯電話向け音楽配信サービスがいかに拡大していったのか、ユーザーのニーズ変化を携帯キャリア、レコード会社、コンテンツ配信業者などの精力的な商戦行動を元に考察する書。着うたなどのテレビCM広告出稿量データを使った数値による市場分析も興味深い。

画像:Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生

Spotify
新しいコンテンツ王国の誕生

スベン・カールソン/著 ヨーナス・レイヨンフーフブッド/著
池上明子/訳 ダイヤモンド社 2020年

 今や月間アクティブユーザーが5億人を超える音楽ストリーミングサービス・Spotify(スポティファイ)。スウェーデンのスタートアップ企業が、世界最大手に成長していくまでを克明に記している。楽曲再生までのスピードを極限まで短くする技術を開発する一方、シェア拡大のためにアメリカ進出を目論むもレコード会社やiTunesで業界を先行するAppleなどの高い壁を相手に戦いを挑む経営者ダニエル・エクの奮闘を描く。

画像:エンタメの未来2031

エンタメの未来2031

北谷賢司/著 日経BP 2021年

 音楽を含むエンターテインメント産業を構成する大きな5つの分野について、業界の変化と現在の課題を分析し、未来像を予想する1冊。ストリーミングサービスが主流になりCDが売れなくなっている今、アーティストの儲けはどうなるのか? SNSの普及によりプロモーションの仕方変わったのか? 様々な切り口から音楽業界の潮流を例示し、進むべき道を示唆している。

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