浦安市立図書館：陶磁器を楽しむやきものの産地を巡る

やきものの産地を巡る

写真家である著者が、欧州の代表的な窯場を訪ね、写真と共にその歴史を綴る。ヨーロッパ最初の磁器を産み出したドイツのマイセンは、17世紀にザクセン選帝侯であったアウグスト強王の悲願から、世界で最も美しい白磁を作ることに成功した。他に、「英国陶工の父」と呼ばれたジョサイアの作ったウェッジウッドや、フランス宮廷の華麗な美学を纏ったセーヴルを取り上げる。作品が収蔵されている美術館を巡った紀行は、写真が美しく味わい深い。

『やきものの里めぐり　―普段使いの器を探して―』

永峰美佳／著　JTBパブリッシング　2014年

毎日使う器。今日では、スーパーマーケットやインターネットの通信販売でも手軽に購入することができるが、著者は、普段使いの器を求めて、やきものの里をめぐった。その土地の窯元や購入可能な店舗に加えて、周辺の飲食店などを紹介しており、（2014年）色々な出会いが期待できる一冊である。

『【全国窯場別】やきものの見方・楽しみ方』

仁木正格／著　主婦の友社　2006年

「やきものってどういう風に見ればいいの？」そんな時にぴったりな一冊。やきものの工程が写真入りで紹介され、「手びねり」「紐づくり」などの成形法や、絵付け、形、部分の名称、種類・技法などを、写真入りで細かく解説している。また、日本全国の窯場地図と共に、窯場ごとの歴史や特徴、アクセスに至るまでの紹介があり、頼れる入門書となっている。巻末には用語集と、名工・人間国宝、資料館等のリストも掲載されている。

『くらしのやきもの事典　―昭和の名品と全国の窯場―』

マイナビ／編著　マイナビ　2015年

日本全国のやきものや窯場を都道府県別に紹介し、各地で行われている展示や即売会などの情報（2015年）が添えられており、ガイド本としても役に立つ一冊である。また豊富な写真と丁寧な解説で、陶磁器の基礎から専門的な知識まで、手軽に知ることができる。見る・使う・買うの3項目でやきものの特徴が簡潔にまとめられている。

やきものの産地を巡る

『欧州陶磁紀行　―マイセン・ウェッジウッド・セーヴル―』

南川三治郎／写真・文　世界文化社　2005年

『やきものの里めぐり　―普段使いの器を探して―』

永峰美佳／著　JTBパブリッシング　2014年

『【全国窯場別】やきものの見方・楽しみ方』

仁木正格／著　主婦の友社　2006年

『くらしのやきもの事典　―昭和の名品と全国の窯場―』

マイナビ／編著　マイナビ　2015年

やきものの産地を巡る

『欧州陶磁紀行 ―マイセン・ウェッジウッド・セーヴル―』

南川三治郎／写真・文 世界文化社 2005年

『やきものの里めぐり ―普段使いの器を探して―』

永峰美佳／著 JTBパブリッシング 2014年

『【全国窯場別】やきものの見方・楽しみ方』

仁木正格／著 主婦の友社 2006年

『くらしのやきもの事典 ―昭和の名品と全国の窯場―』

マイナビ／編著 マイナビ 2015年

『欧州陶磁紀行　―マイセン・ウェッジウッド・セーヴル―』

南川三治郎／写真・文　世界文化社　2005年

『やきものの里めぐり　―普段使いの器を探して―』

永峰美佳／著　JTBパブリッシング　2014年

仁木正格／著　主婦の友社　2006年

『くらしのやきもの事典　―昭和の名品と全国の窯場―』

マイナビ／編著　マイナビ　2015年